Eテレ「チョイス」でも特集された、巻き爪や足の爪のトラブル

先日4月14日(土)にEテレ「チョイス」で巻き爪や足の爪の特集がされました。

http://www.thyroid.jp/news/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%8…より参照

ご覧になられた方も多いと思います。

私も仕事柄、興味があって録画してみました。

番組の内容は、爪の切り方、巻き爪の原因、水虫においてのトラブル爪甲鉤彎症や肥厚爪、また爪からくる健康など主な内容でした。

解説をされていた東京医科歯科大学の高山かおる先生の解説がわかりやすかったです。

ただ時間の関係もあるのでしょうが、巻き爪の解説があっさりしていたので、巻き爪の原因と対処法について詳しく付け加えておこうおもいますい。

テレビで説明されていた巻き爪の原因

テレビでは以下の3つが原因で巻き爪になったと説明されていました。

①爪はもともと内側に巻いていく性質がある。しかし歩くことで下からの力がかかるため平たくなる。

この女性は痛みでかかと重心で歩いていたため巻き爪になった。

https://www.karada-aging.jp/practice/others06/より引用

②爪は柔らかいケラチンという物質でできているため、影響を受けやすいから。

https://matome.naver.jp/odai/2131640806120037701/2…より参照

番組で紹介されていたギネス記録の女性ですが、本当にすごいですよね!

③爪の切り方

深爪はダメでスクエアカットにしましょうと言われていました。

ツメフラ法より

しかしこの3つ以外にも、すごく重要な巻き爪の原因があるんです!

もう一つの巻き爪の原因

テレビでも言っていましたが、爪はケラチンという物質でできてるんです。

しかし爪は見た目には1枚に見えますけど、

実は3枚が重なって1枚の爪になってるんです。

爪は表面から、第1層、第2層、第3層に分けられています。

これらは全て異なるケラチンからできています。

第1層は非常に硬く、エナメル層で水をあまり通さない硬い層です。

第2層もやはり硬く油分も通さない層です。

そして第3層は水分を多く含んでいて、皮膚に直接触れている層です。

実はこの第3層が原因で巻き爪になるんです

第1層、第2層とは違い、第3層は直接肌に触れています。

下の写真のように、第3層は肌から直接水分を与えられながら伸びます。

第1層、第2層は油分を含んでいて、水分はあまり吸収しませんが

第3層は水分を含みやすい性質を持っているんです。

つまり、肌に接して伸びていく第3層は
いつも肌から水分を肌からもらって伸びるんです。

そして爪床という皮膚から離れるところ(白い爪に変わるところ)から
水分補給がなくなるんです。

©makidumedesk 2014

第3層の乾燥と保湿

爪床から離れたところから、第3層は常に水分を与えられている状態から
肌から水分を与えられない乾燥した状態に変わったわけです。

でもお風呂や炊事を行い水分を含むと、第3層は水分を含み膨らみます。

下の図のように水分を含んで膨らむと、もとの場所だと窮屈になり

押し出されるように分子が下に移動します。

そこから、また乾燥するときに元の位置に戻ればいいのですが、
巻き爪になりやすい人は、その場で乾燥します。

そして、また水分で膨張、分子の移動を繰り返すんです。

すると、第3層の横幅がどんどん減っていきます。
実はこの繰り返しが巻き爪の原因なんです!

  • ©makidumedesk 2016

この図のように第3層の横幅が減少して
巻き爪を引き起こしてるんです。

第1層、第2層は第3層のこのような変形に引っ張られてるんです。

だから結果として爪が巻いてしまうんです。

巻き爪の対処法

それともう一つ気になった部分があったので、対処法について書いておきます。

番組の中では、軽症だったらテーピング、中程度ならクリップ、重度ならワイヤー、また炎症を起こしてたらガター法を勧めていました。

そして番組上では、2年前に歩けなくなった女性が出てきて、ワイヤー治療によって

「歩けるようになった」「楽になった」と言われていました。

しかし良くなったと言っていましたが、写真をよく見ると2年も通っているのに

爪の端は平になっていましたが、真ん中のあたりは巻いていて、少し変な形をしていました。

そこであの女性が行っていた、ワイヤー治療についての特徴を詳しく書いておきます。

ワイヤー治療とは

ワイヤー治療は爪に穴を空けて、超剛性のワイヤーをその穴に通して、

ワイヤーの戻ろうとする力で治すやり方です。

ワイヤー治療のメリットとデメリット

  • 参照:http://www.oki-hifuka.jp/original38.html

メリット

・痛みがない

・施術が早い(10分ぐらい)

・最近はワイヤーを買って、自宅でもできる

・手術をする必要がない

・日常生活での負担が少ない

デメリット

・爪が割れる場合がある

・矯正する力の向きが本来の自然の向きでないので、爪に負担がかかる

・黄線が後退する事が多い

・爪が平坦になりすぎてしまったり、形が変形してしまう

・対応できない、もしくは変化しない爪も多い(特にもろくて薄い方はやめたほうがいいです)

・見た目が悪い

・完治までに半年~1年かかる

ツメフラ法より

実際に番組の女性も2年も治療を行っているのに、まだ完治していなく、この写真ほどではないけど形が不自然でした。

あの女性は楽になったと喜んでいましたが、未だにワイヤーが通してあり、2年も治療費を払い続けて、その結果が正直この程度なのかと思いました。

 

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