夏が近くなると、陥入爪で悩むお子さんをお持ちのお母さんからの相談が多いです。
以下のような質問です。
息子が高校一年生で、春に深爪をしてから巻爪になり、一度は完治したものの、最近また巻爪になってしまいました。
赤く腫れており、膿も出ます。
陸上部の合宿に行って更に悪化させてしまったようです。
この症状でも見てもらえますか?
お忙しいところ写真付きで質問いただきまして、ありがとうございます。
このような状態で悩んでいる方が非常に多いので、詳しく説明していきます。
まず結論から先に言いますと、膿んでしまってる方への施術は病院でしかできません。
民間の巻き爪矯正院で行った場合、医師法に引っかかってしまいます。
ですから、まずは病院に行って膿を治してもらってください。
その後にどうすればいいかを解説していきます。
膿を治したらその後はどうすればいいのか
このお手紙を読んでいて気になることがあります。
それはほとんどの方が、「膿が治まったから完治した」と思っていることです。
皆さん
痛みが取れた=巻き爪治った
と思われているみたいです。
しかし
腫れが治った、また膿が治った = 巻き爪が治った
ではありません。
なぜなら巻き爪はほとんどの場合、放っておいて治ることはないんです。
だから症状だけ見て、腫れる⇒痛みとれる⇒腫れる⇒痛みとれる を
再発した⇒治った⇒再発した⇒治った と勘違いしてしまい
悪循環を繰り返してしまう人が多いんです。
例えていうなら、巻き爪は虫歯に似ているのかもしれません。
虫歯もバイキンが入って腫れたりするときは痛いけど、普段は痛くない時もあります。
でも虫歯そのものを治さないと,ずっと悪い状態は続きます。
巻き爪もそれと同じように、そのままにしておくと悪化します。
実際に当センターには、何十年も痛い思いをして、莫大な治療費を使って、
人生の半分近くを履きたい靴も履けずに、爪に対してのコンプレックスもお持ちです。
そして巻き爪は年月を重ねれば重ねるほど、状態が悪化してるケースが多く、
治療にかかる費用も多くなってしまいます。
だから腫れや痛みが引いたら、早いうちに巻き爪を治してしまうことをお勧めします。
巻き爪を治すにはどんな方法があるの?
一般的には病院で行うものと、民間療法である矯正法があります。
それぞれメリットとデメリットがあります。
もしかしたら病院で状態が酷いと、「手術しましょう」と言われるかもしれません。
しかし腫れや膿の治療は医療機関をお勧めしますが、
巻き爪の治療に関しては医療機関でのやり方は推薦していません。
なぜなら病院では一般的には巻き爪に対して、
フェノール法、マチワイヤー法、鬼塚法などの治療法を行います。
こういった治療法には、痛い、再発する、爪が変形するなどの数多くのデメリットがあるからです。
確かに保険が効くなどの費用的なメリットもありますが、デメリットの方が多いのが現状です。
当院みたく巻き爪専門で看板を出せてるのも、病院での治療をあきらめてくる方が大勢いるからです。
だからお医者さんが言うから大丈夫とか、
保険が効いて安いからいいやなどと判断するのでなく、
その治療をする前に、一度ネットで調べてみることをお勧めします。
それでも手術をお考えの人は、先生に完治するのか、痛いのか、見た目も元に戻るのか等は聞いてから行いましょう。
やはり自分自身の体のことですから、やってみて後悔しない方法を選択しましょう。
また皆様からのご質問をお待ちしています。
お気軽にメールください。
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お電話ありがとうございます、
西東京田無巻き爪矯正センターでございます。